●ブルース・リー生誕40周年記念
●マウイ島ラハイナ出身のMitoshi Uyeharaがホノルルに出版活動の拠点を移す。
1月19日 かつてブルース・リーとも家族ぐるみの付き合いがあったリチャード・ン主演のコメディ映画「ザ・ポップマン」日本公開。東宝東和配給のゴールデン・ハーベスト作品。
2月2日 香港天文台に勤務していたブルース・リーの兄であるピーター・リーとメリー・チャンが結婚。
2月10日 BFCブルース・リー ファンクラブが発足。東京都板橋区双葉町47-17 タカラビル401号。 母体がカレンダー業者のため、以降様々なアイテム商品を展開していく。
●東宝TAMレコードより「My Way of Kung Fu」発売 死亡遊戯のワールド・プレス・プレミア時に記者たちに配布されたテープから音源を取ってレコード化。LP盤とEP盤同時発売。 ETD公開時に採用されなかった燃えよドラゴンの高僧アボットとの会話のシーンからの抜粋とGH社で記者に対して、新しい映画の企画案を話している録音音声(ブルース・リーの生と死でその全編を聞くことができます。「武道」というタイトルでした)
3月1日 「死亡塔」韓国オリジナルバージョンが韓国全土で公開。
4月19日 ジャッキー・チェン主演「クレージーモンキー 笑拳」 笑拳怪招 日本公開。
4月21日発行 週刊「少年ジャンプ」4月21日号「第8回愛読者賞作品特集号 第7弾デス・ゲーム」掲載。画:ゆでたまご氏 内容は「死亡遊戯」原案を漫画化したブルース・リーへのオマージュ作品。
5月 少林寺拳法の開祖である宗道臣が死去。以降、娘の由貴が宗道臣として二代目を継承。
5月1日 イエナより、李小龍截拳道研究学会日本総代理店 Jena Bruce Lee Clubというファンクラブが発足。
東京都中央区銀座4-4-4 イエナ株式会社 東京都港区浜松町1ー13ー1 興和ビル6F ブルース・リーショップ&クラブオフィス
以降、香港の截拳道研究学会の発行したBMシリーズやCBシリーズが通信販売された。
5月25日 福晶堂より「ソウルファイティング魂の武器」風間健著書 福昌堂より初版発行。
6月14日 ジャッキー・チェン主演「拳精」日本公開。
7月5日 品川の通称ダービーマンションの屋上で荒木之博氏主催のジークンドースクールが開校。John Ladalski氏も参加して日本のジークンドーの創世記とされている。水・土が夜間で、日のみ昼の開校となる週3日で形成されていた。
7月12日 TBS「Gメン75」267話 80香港ロケ・カラテシリーズ前編「Gメン対世界最強の香港カラテ」(出演)何宗道、楊斯
7月19日 jena主催「イエナ追悼7周年記念前夜祭」が千代田区公会堂で開催。
7月19日 TBS「Gメン75」268話 80香港ロケ・カラテシリーズ前編「Gメン対世界最強の香港カラテ」(出演)何宗道、楊斯
7月26日 ジャッキーチェンが「バトルクリーク・ブロー」のプロモーションのため公式初来日。
7月27日 日曜洋画劇場「ドラゴン怒りの鉄拳」放映。中尾彬氏によるブルース・リーの吹き替えがファンの間で賛否。
7月28日 BFC主催の追悼イベント「フォーエバー'80」が東京で開催。新橋ヤクルトホールにて、追悼式や風間健による講演、死亡遊戯や生と死の上映など。
8月1日 「秘伝截拳道への道」風間健、灰田匡江訳 初版発行。
8月2日 TBS「Gメン75」270話 80香港ロケ・カラテシリーズ前編「香港カラテ殺人旅行」(出演)何宗道
8月9日 香港製アニメ「ドラゴン水滸伝」公開。東宝東和配給。
9月6日 ロバート・クローズ監督とフレッド・ワイントローブ製作のコンビで、ジャッキー・チェン主演の「バトルクリーク・ブロー」が日本公開。
10月 西本商事 ブルース・リー& ジャッキー・チェンのファンクラブを開設。略称「B・J功夫クラブ」福岡県福岡市東区松崎208
10月 Fighting Stars 10月号「Bruce Lee seven Years Later his Memory's Still Strong」
10月26日 東京浜松町のイエナのショップ・クラブオフィスにユニコーン・チャンが表敬訪問。
11月7日 Steve McQueen メキシコで死去。享年50歳。
11月15日 東映映画「忍者武芸帖 百地三太夫」公開。
真田広之の初主演映画である。千葉真一がアクション監督を務め、ジャパンアクションクラブ(JAC) による破天荒なアクションが展開される。主演の真田も高さ25メートルの城のセットからダイブするなど、体を張ったアクションを披露している。
11月22日 報知新聞「これで本当に最後? 死亡遊戯2 香港商法で生き返ったブルース・リー」NGフィルム編集。前半30分だけの出演、なんと日本で殺される!でもファンは大歓迎。
11月25日 雑誌「POPEYE」の表紙にブルース・リー登場。70年代サブカルチャーを総決算した歴史号。
御舘 透氏、渡米後LAのダン・イノサント氏とリチャード・バスティロ氏のスクール「フィリピノ・カリ&チャイニーズ・ボクシングアカデミー」に入門。
●Norman Borine 著書の米国製写真集「The World of Bruce Lee」初版発行。
●イギリスのファンクラブ「The Bruce lee Collectors Club」が発足。
1月4日 日曜洋画劇場「燃えよドラゴン」放映。
1月16日 ジャッキー・チェンの「ドランクモンキー 酔拳」ゴールデン洋画劇場にてTV初放送。
1月10日 TBS「Gメン75」292話 81香港ロケ・カラテシリーズ3「香港の女カラテ対GメンPART1」(出演)粱小龍、廖安麗(アニー・リー)、揚斯、黄薇薇(オー・メイメイ)
1月17日 TBS「Gメン75」293話 81香港ロケ・カラテシリーズ3「香港の女カラテ対GメンPART2」(出演)粱小龍、廖安麗(アニー・リー)、揚斯、黄薇薇(オー・メイメイ)
1月24日 TBS「Gメン75」294話 81香港ロケ・カラテシリーズ3「香港の女カラテ対GメンPART3」(出演)粱小龍、廖安麗(アニー・リー)、揚斯、黄薇薇(オー・メイメイ)
2月12日 粤劇の大スターである梁醒波(英語名: Leung Sing Bor)死去。享年73歳。文蘭の父親である。
2月16日 月曜ロードショー「ドラゴンへの道」放映。
2月21日 ジャッキー・チェン主演「少林寺木人拳」 少林木人巷 日本公開。
2月25日 シネアルバム「ジャッキー・チェン ヤング功夫マスター」芳賀書店より初版発行。
3月1日 Jena Bruce Lee Clubより未発表写真集「Jena Bruce Lee Club Special Photo Collection」会員のみに発行。
3月15日 秋田書店から「ドラゴン大全科」発売
3月21日 幻の主演作とのふれこみの映画「死亡塔」香港公開(〜03/27)同年度興行収益第69位
3月21日 ジャッキー・チェン主演「ヤング・マスター/師弟出馬」日本公開。
4月1日「ブルース・リー死亡遊戯」TV初放映。日本テレビ系「水曜ロードショー/最後のブルース・リー遂にTV初登場!死亡遊戯」
6月13〜21日「ブルース・リー死亡の塔」(原題:死亡塔、英題:The Tower Of Death)日本公開。
主演は『死亡遊戯』でブルース・リーのダミー俳優を演じた韓国出身の俳優タン・ロン(唐龍)。呉思遠監督を起用、ユエン・ウーピン武術指導。
製作当初『死亡遊戯』の続編として企画されたため、タイトルも続編であることを伺わせる『死亡塔』と発表された。
しかし、諸般の事情により、ストーリーの大幅な変更を余儀なくされ、タイトルは『死亡塔』のままでありながら、『死亡遊戯』とは全くつながりのないストーリーになった。
ただし英語版では、タイトルを『死亡遊戯Ⅱ』とし、主人公と高僧の役名を『死亡遊戯』出演時と同じにすることで、強引に続編に設定している。
主役である筈のビリー・ロー(ブルース・リー)がストーリー前半で死亡するという展開は、撮影途中に製作側の意向で急遽ストーリーを変えざるを得なかったという事情によるもの。
事実、別の登場人物(加藤大樹)がビリー・ローと全く同じシチュエーション(ヘリコプターから墜落)で死亡するスチルが存在している(韓国公開版)。
過去作品のテイクの継ぎ接ぎで「ブルース・リー主演」とするには無理が生じると判断したのと、タン・ロンを主役に立てて俳優として本格的に売り出そうという思惑があったと思われる。
本作には、配給会社である東映株式会社が製作した日本版主題歌「アローン・イン・ザ・ナイト」と、日本版挿入歌「フォールン・ヒーローズ」がある(いずれもキース・モリソン作曲)。
OPには「アローン・イン・ザ・ナイト」が流れ、「TOWER OF DEATH」と表記される。いたる箇所に日本オリジナル音楽が流れ、エンディング曲は日本オリジナル。
『死亡の塔』の名場面の数々が流れる。「アローン・イン・ザ・ナイト」と「フォールン・ヒーローズ」がフルで、続けて流れるため、非常に長いエンディング曲となっている。
初回TV放映時もこのバージョンの短縮版。
7月18日 TBS「Gメン75」319話 第17次香港カラテロケシリーズ前編「香港カラテVS赤い手裏剣の女PART1」(出演)梁小龍、鄧偉豪(レイモンドタング)、揚斯、李海生、奇奇、呉玉書、石剛
7月21日 ビクターからブルース・リー映画のサントラLP再発売。
7月25日 TBS「Gメン75」320話 第17次香港カラテロケシリーズ後編「香港カラテVS赤い手裏剣の女PART2」(出演)梁小龍、鄧偉豪(レイモンドタング)、揚斯、李海生
8月8日 真田広之主演 東映映画「吠えろ鉄拳」公開。
8月10日 秋田書店より 「ブルース・リー大全科」発売。
9月19日 TBS「Gメン75」328話 81香港の女カラテシリーズ前編「香港カラテ対北京原人」(出演)孟秋、林崇正、廖學明、李春華、蕭錦、ジョン ラダルスキー、呉玉書
9月26日 TBS「Gメン75」329話 81香港の女カラテシリーズ後編「香港カラテ対北京原人PART2」(出演)孟秋、林崇正、廖學明、李春華、蕭錦、ジョン ラダルスキー、呉玉書
10月26日 来日した小麒麟、当時のファンクラブ(イエナ・ブルース・リー・クラブ)を訪問。
10月31日「燃えよデブゴン」日本公開。
11月7日 東映映画「冒険者カミカゼ AdventurerKamikaze」公開。千葉真一主演、真田広之出演
12月11日 モハメド・アリがトレバー・バービックと対戦し判定負けとなる、モハメド・アリは引退を表明。
12月19日 東映映画「燃える勇者 The Blazing Valiant」公開。真田広之主演
12月21日 ベティ・ティンペイ出演のショーブラザーズ製作「打雀英雄」Mahjong Heroes 香港公開。
● ダニー・イノサント氏が「フィリピノ・カリ・チャイニーズボクシングアカデミー」を閉じた。
1月25〜2月25日 テレビ東京にて「ロングストリート」全20話が放送。
1月30日 「新Mr.Boo,!アヒルの警備保障」日本公開。東宝東和配給。
4月10日 ジャッキー・チェン主演「ドラゴンロード」 龍少爺 日本公開。
4月10日 ジャッキー・チェンの「スネーキーモンキー 蛇拳」ゴールデン洋画劇場にてTV初放送。
4月17日 香港映画「龍の忍者 The Legend of the Ninja」日本公開。
ユン・ケイ監督。真田広之、コナン・リー、ウォン・チェン・リー、染野行雄出演
5月 ロサンゼルスタイムスにブルース・リーのアニメ化を目指して原作画の「The Legend of Bruce Lee 」連載がスタート。
原作Sharman Divono 漫画Fran Matera
7月3日「燃えよドラゴン」リバイバル上映 地方では「ブレードランナー」と同時上映。
7月10日 燃えよドラゴンの公開記念として改訂版BFCグラフ「甦れ!ブルース・リー」が発売。
7月17日 BFC「ブルース・リーフォーエバー82」東京目黒公会堂にて開催。
この頃、BFCの姉妹クラブとして「ジャッキー・チェン・シネクラブ」が誕生。
8月10日 ベティ・ティンペイが助演のショーブラザーズ製作のコメディ映画「八十二家房客」香港公開。
8月29日 「春の雨の中を」のイングリット・バーグマンが乳がんにてロンドンで死去。享年67歳。
10月3日 「燃えよドラゴン」日曜洋画劇場にてTV放送。
10月13日 水曜ロードショーにて「モンキー拳法最新作!!クレージーモンキー 笑拳」TV初放送。
10月18日 リー・リン・チェイ 「少林寺」記者会見が東京プリンスホテルにて行われた。
10月21日 発行「香港電視」2ページ掲載記事「白茵師傅是李小龍」
10月25日 TBS「月曜ロードショー ブルース・リー死亡の塔」TV初放送。
10月29日 映画「ドラゴン水滸伝」TBS系でTV初放送。
11月3日 東宝東和配給「少林寺」日本公開。監督はチャン・シン・イェン、主演は1978年まで中国全国武術大会の型の部門で個人総合優勝を果たしたリー・リン・チェイ。
11月29日 ジャッキー・チェンの「少林寺木人拳」月曜ロードショーにてTV初放送。
ブルース・リー没後10周年
● ロバート・リーが森森と離婚。
●ベティ・ティンペイが香港TVBの番組に出演してブルース・リーの死因に触れる発言をする
●ダニー・イノサント氏が「イノサント・アカデミー」をマリア・デル・レイに開設。
●ブランドン・リー、マサチューセッツ州ボストンのエマーソンカレッジで演劇を専攻。その同じ年、彼は自分のアイデンティティに苦労しながら、武道の訓練をやめようと揺れはじめますが、ダン・イノサントの指導のもと武道の訓練を再開します。
1月5日 スクリーン増刊、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、リー・リン・チェイを特集した「クンフー映画大全集」初版発行。
1月15日 ジャッキー・チェンの「ヤングマスター」がゴールデン洋画劇場にてTV放送。
2月19日 ノラ・ミャオが出演、ジャッキー・チェン主演の「蛇鶴八拳」蛇鶴八歩 日本公開。
3月27日 アニタ・ムイ日本武道館での第十二回東京音楽祭に出演。
3月30日「ブルース・リー死亡遊戯」日本テレビ系水曜ロードショーで放映。
4月11日 ショウ・ブラザーズの「少林寺三十六房」日本公開。主演はリュー・チアフィー、監督はラウ・カーリョン
5月25日発行 「中国拳法がスパーク!少林寺映画スペシャル/スクリーン増刊」 出版社:近代映画社 122ページ 定価880円
6月6日 ジャッキー・チェンの「拳精」月曜ロードショーにてTV放送。
6月15日 ケイブンシャ ヤングアイドルナウ別冊号「決定版!不滅のブルース・リー」発売。
6月15日 ケイブンシャ「ブルース・リー大百科」発売。
6月 GORO 6/27号にてAlbert Goldmanの「第一回ブルース・リー死の内幕」掲載。
7月6日 Alexander Fu Sheng 傅聲(アレクサンダー・フーシェン)が俳優である実弟の張展鵬(チャン・テンペン)の運転する車に同乗中に交通事故を起こし救急搬送される。
7月7日 傅聲が死亡、28歳。ブルース・リーの急逝に続き「香港映画界第二の悲劇」として多くの人がその死を悼んだ。
ショーブラザーズ所属の最高の武打星が失われ、以降ショーブラザーズの混迷が露呈し始める。
7月17日 BFC主催の10周忌追悼イベント「フォーエバー'83」が開催。会場は千代田区公会堂にて。
8月 Inside KUNG-FU 8月号 特集記事「 Bruce Lee The Legend Fights On」
8月6日 ジャッキー・チェン主演「カンニング・モンキー 天中拳」 一招半式闖江湖 日本公開。
8月9日 BFC主催の10周忌追悼イベント「フォーエバー'83」が開催。会場は大阪淀屋橋朝日生命ホールにて。
8月 GORO 8/10号にてAlbert Goldmanの「第二回ブルース・リー死の内幕」掲載。
9月21日 台湾映画でチェン・チェン主演の「風水二十年」The Lost Generation にベティ・ティンペイがゲズト出演、台湾公開。
9月27日 テレビ東京にて「武田鉄矢の燃えよカンフー」放送。
9月30日 デラックスカラーシネアルバム「激突!ドラゴン武術」初版発行。芳賀書店
●ケイブンシャ 小説「ドラゴン危機一発」「ドラゴンへの道」「燃えよドラゴン」のクンフーノベルスを発売。
●秋田書店「燃えよドラゴン Movieコミックス」発売。
10月6日 東映「ドラゴン怒りの鉄拳」の試写会を開催。日比谷第一生命ホールにて。
10月15日 ジャッキー・チェンの「バトルクリーク・ブロー」ゴールデン洋画劇場にてTV放送。
10月22日 東映が「ドラゴン危機一発」&「ドラゴン怒りの鉄拳」日本でリバイバル・ロードショー。“真無阿弥陀仏の暇も無い!”のコピーが話題に。
東宝東和との差別化をするために、新しい音楽と挿入歌を独自でつくり、映画のベースマスターも変更しての公開。
危機一発は、英語版ですがアメリカ公開用に北京語歌詞がオープニングになるように変更。また、東和が使用したオリジナル音楽を極力さけ、新しく作曲した音楽を数箇所挿入。
怒りの鉄拳には、エンディングの音楽をこのシリーズのために新たに作曲した「リターン・オブ・ザ・ドラゴン」という歌に変更し、また、かなりのシーンにオリジナルの曲を挿入。
マスターもイギリス版ではなく、イタリアやスペイン版に変更し、オープニング時に英語でナレーションを入れた字幕なし版。
11月5日 BFCが編集に参加した「甦れ!ブルース・リー」秋田書店より初版発行。
11月27日 BFC主催のオフ会「BL誕生会」開催。会場:池袋ミラノ喫茶
●「燃えよドラゴン」で撮影された有名なタイタム湾にあったテニスコートのロケ地が解体。
以降、娯楽施設のアメリカンクラブと高層マンションに変貌した。
この頃から日本国内での「映画スター」ブルース・リーの情報がメディアから消え始める・・・
かつてのファンも消え始める・・・
ブルース・リー氷河期(1984〜1993)のはじまり。
ヒロ渡邊氏、御館 透氏、中村頼永氏ら現在の日本のジークンドーのマスター達が始動。
●ブランドン・リーはニューヨーク市に移り、有名なリーストラスバーグ劇場および映画研究所で演技のレッスンを受けます。やがてエリックモリスアメリカンニューシアターに参加し、ジョンリーハンコックの演劇「フルフィードビースト」で演技。
●D&B Films Co.,Ltd. 徳賓電影公司が設立。会長はミシェル・ヨーの元夫であるディクソン・プーン氏。
●ラッセル・カウソン氏の脚本で名作ドキュメンタリー「ブルース・リーの神話 BRUCE LEE THE LEGEND」が製作。
●ダニー・イノサント氏が新たにカーソン市に「IMBアカデミー」をリチャード・バスティロ氏と設立。
●御舘 透氏、再度渡米後 L.A.のダニー・イノサント氏とリチャード・バスティロ氏のスクール「IMBアカデミー」に入門。
●ヒロ渡邊氏が初渡米。L.A.のダニー・イノサント氏、ラリー・ハートセル氏に師事。
●菊池武夫が神戸の「ワールド」に移籍し新ブランド 「TAKEO KIKUCHI」を発足。
1月7日 ジャッキー・チェン「龍拳」ゴールデン洋画劇場にてTV放送。
2月 中村頼永氏、佐山聡氏のタイガージム「カリフォルニア・シェイプ・タイガージム」に入門。
2月25日 ジャッキー・チェン主演「プロジェクトA」 A計劃 日本公開。
2月29日 ジャッキー・チェン自伝「愛してポーポー」集英社より初版発行。
3月25日 ジャッキー・チェンの「蛇鶴八拳」月曜ロードショーにてTV放送。
4月 Inside KUNG-FU 4月号「Jeet Kune Do - Ten Years After Bruce!」
4月12日 「ジャッキー・チェンの飛龍神拳」 飛渡捲雲山 テレビ東京の木曜用が劇場にてTV放送。日本では劇場未公開で、『ヤング・ボディガード/神拳』(または『神拳/ヤング・ボディーガード』)という邦題でテレビ放送された。
5月4日 フジテレビ深夜枠にてリチャード・ン主演の「ザ・ポップマン」26時に放送。
5月12日 ジャッキー・チェン主演「成龍拳」 劍・花・煙雨江南 日本公開。
7月21日 BFCの追悼イベント「ブルース・リー フォーエバー84」開催。会場:千代田区公会堂
8月4日 サモ・ハン・キンポー監督・主演の福星シリーズ第一弾。「五福星」原題:奇諜妙計五福星 日本公開。
10月3日 水曜ロードショーにて「秋の超大作 少林寺 爆発する神秘の中国武術、全てが本物の迫力アクション巨編!」
11月 香港Kung Fu Magazine Publishing 社より写真集「Bruce lee His Eternities」が発行。
11月 Inside KUNG-FU 11月号 特集記事「Bruce lee's Jeet Kune Do Legacy of a Master」
12月14日 香港映画界の大スターであった張瑛が死去。享年65歳。子役時代のブルース・リーと何度も共演した名優。
12月15日 ジャッキー・チェン主演「スパルタンX」 快餐車 日本公開。
12月19日 イギリスは1997年7月1日に香港の主権を中国に移譲すると発表される。
これ以降、中国の支配に希望を持てないと考えた市民らがカナダやオーストラリアへと移住するブームが起きて行く事になる。
12月29日 ジャッキー・チェンの「カンニング・モンキー 天中拳」ゴールデン洋画劇場にてTV放送。
●ブランドン・リー、L.A.に戻る。キャスティングディレクターのLyn Stalmasterからオーディションを受けるよう勧められる。
●ブランドン・リー、アメリカTV作品「ブランドン・リーのカンフー・ファイター」
リチャード・ラング監督、デヴィッド・キャラダイン主演
●ヒロ 渡邉 亞州武術学院 設立。
●シーゾナルUSA作品・コーリー・ユン監督の「シンデレラ・ボーイ」製作。
カート・マッキーニーとジャン・クロード・ヴァンダム、金泰中も出演。
●阿部剛士氏が渡米。シアトルでのターキー木村師父に師事。
1月2日 TBSにて「ドラゴン危機一発」放映。
1月4日 フジテレビにて「死亡の塔」深夜放映。
1月12日 ゴールデン洋画劇場にて「少林寺三十六房」が放送。
1月26日 山口組組長の竹中正久が大阪江坂のマンション1階で一和会のヒットマンに暗殺される。
●これ以降、山口組と一和会の抗争が始まる。山口組は組長を殺された返しを始めるにあたり、大量の武器を集め始める。
1月28日 TBSにて「ドラゴン怒りの鉄拳」放映。
2月22日 ユン・ピョウ主演「チャンピオン鷹」日本公開。製作はユエン・ウーピン氏。東映配給のゴールデン・ハーベスト作品。
3月 染野行雄 香港九龍に染野企業電影工作室を開業。
3月2日 ショーブラザーズの邵仁枚 Runme Shawが死去。享年85歳。
ショーブラザーズはこれ以降の映画製作を縮小し、無線電視の経営へとシフトしていく。
3月30日 ゴールデン洋画劇場「燃えよドラゴン」放映。
●残念ながらBFCブルース・リー ファンクラブが5月の会報56号にて解散。
●5月、株式会社福晶堂より「月刊フルコンタクトKARATE」創刊。
6月25日 ジャッキー・チェン米国主演作「プロテクター」 The Protector ジャッキー・チェン(改訂版)が日本公開。
8月10日 サモ・ハン・キンポー監督・主演の福星シリーズ第二弾。「香港発活劇エクスプレス 大福星」 原題:福星高照 日本公開。日本劇場公開版ではジャッキー・チェン主演として編集された。
8月17日 ブルース・リーを崇拝する若者がニューヨークを舞台に繰り広げるクンフー映画「ラスト・ドラゴン」公開。
9月 Inside KUNG-FU 9月号 特集記事「Bruce Lee & Jeet Kune Do 」
9月3日(現地時間2日)元ストロングマシーン4号のヒロ佐々木の手引きで山口組の竹中正と織田組組長の織田譲二と香港九龍の大和レストラン元店長の梶田聖がハワイのワイキキでハワイのマフィアから大量の武器と麻薬を購入した疑いで米国連邦麻薬取締局に逮捕された(翌年四月に無罪判決) ヒロ佐々木は米国連邦麻薬取締局に命じられた囮捜査官であった。
同時に、梶田の命を受けて香港の啓徳空港で覚せい剤密輸の現行犯で俳優が逮捕。
9月14日 ジャッキー・チェン主演「ファースト・ミッション」 龍的心 日本公開。
10月19日 ジャッキー・チェンの「ドラゴンロード」ゴールデン洋画劇場にてTV初放送。
10月24日 ベティ・ティンペイがショーブラザーズ製作の香港映画「花街時代」に助演。香港公開。
11月2日 「新Mr Boo! 鉄板焼」日本公開。
12月 染野行雄 横浜本牧に有限会社ソメノ・エンタープライズを開業。
12月10日 ブルース・リーと「孤星血涙」など多く共演した粤劇の大スターであった張活遊 Cheung Wood Yau が死去。享年75歳。
12月14日 ジャッキー・チェン主演「 ポリス・ストーリー/香港国際警察」 警察故事 日本公開。
●スペインのペドロ・コンデ氏による専門誌「Revista Bruce Lee」が創刊。全31号
1月6日 ジャッキー・チェンの「成龍拳」月曜ロードショーにてTV初放送。
2月1日 ブランドン・リーの21歳の誕生日に「カンフー・ファイター」が全米でテレビ放映。
2月17日 ブルース・リーも傾倒したジッドゥ・クリシュナムルティ Jiddu Krishnamurti が死去。インド生まれの精神世界の著作家。ヒッピー時代の教祖的人気のあった思想家でもあった。享年90歳。
3月1日 ジャッキー・チェン主演の快作「ジャッキー・チェンの醒拳」 龍騰虎躍 日本公開。
3月21日 リー・リン・チェイ主演「阿羅漢」日本公開。監督はラウ・カーリョン氏。
4月3日 チャック・ノリスが「デルタ・フォース」のキャンペーンで初来日。帝国ホテルで行われた記者会見において『野獣捜査線』に対し、「あの映画は批評家のウケも良かったし、アクションにしても演技にしても僕自身のベスト・フィルムだと思う」で述べた。
4月26日 ラム・チェンイン主演「霊幻道士」原題:殭屍先生 日本公開。
Black Belt 4月号表紙掲載 Bruce Lee’s Son Speaks Out. An Up-Close and Personal Interview with Kung Fu.
5月28日-6月3日 シアトルのタブロイド紙 the Weekly に特集記事と表紙掲載。
7月 Black Belt誌面にオークランド時代の特集記事が連載された。(7月号から10月号まで)
7月 渋谷のミリタリーショップのアルバンがブルース・リー ファンクラブを設立。87年まで存続。
7月20日 アメリカのオハイオ州コロンバスにてRobert Blackman主催のファンイベント「Bruce Lee Eve」が開催。
8月 Inside KUNG-FU 8月号 特集記事
8月16日 ジャッキー・チェン主演「サンダーアーム/龍兄虎弟」 龍兄虎弟 日本公開。
●御舘 透氏、「フィリピノ・カリ功夫協会」を設立。
10月 雑誌「格闘技通信」創刊。「週刊プロレス」増刊号として「格闘技通信」11月7日号を刊行。以降、月刊フルコンタクトKARATEマガジンと共に80年代の貴重なブルース・リーのネタを掲載した情報誌となり、ジークンドー・マスターとしての武道家ブルース・リー情報を掲載し続けた。
12月20日 ラム・チェンイン主演「霊幻道士2 キョンシーの息子たち!」原題:殭屍先生續集之殭屍家族 日本公開。
12月20日 ブランドン・リー、D&B フィルム 徳賓電影製作の「ファイアー・ドラゴン」龍在江湖 Lagacy of Rage 香港公開。
●この作品の製作記者会見の遅延や、TV出演での「父は父、僕は僕。父は尊敬するが僕は武道家ではないので俳優としての僕をみてほしい」との発言が多くのメディアを落胆させる。
これ以降、D&B フィルムが製作を予定していたミシェール・キングとの共演作も破談になり香港から距離を置く事になる。
●この頃から国内でも格闘技雑誌に取り上げられ、映画スターから截拳道ファウンダーとしてメディアに再登場する。
1月15~20頃まで ロバート・クローズ監督とチャップリン・チャン氏によるブルース・リーを知る人物らからインタビュー取材。
●ロバート・クローズ監督による燃えよドラゴンの製作過程を記した「The Making of Enter the Dragon」米国発売。
3月31日 午前2時30分、香港映画『誓不低頭』(未制作)ロケのため、マレーシアの首都クアラルンプールからペナンへ移動していた高速道路上で、トラックがユニコーンたちの乗った車に衝突し、車は山を転げ落ち、ユニコーン及び投資者の陳錦強はその場で死亡。
小麒麟の遺体は後日、マレーシアにて火葬された。
主役の鍾少棠は頭蓋骨を強打、手足は分断され重体、救急処置室にて未だ危険な状態(香港「華僑日報」1987年4月2日報道当時)、麥德和は治療後退院。
4月11日 小麒麟の位牌が未亡人とともに香港に戻る。
4月13日 沙田の世界葬儀場にて追悼式の後、「天徳聖教會社」に安置。
4月 Black Belt 4月号表紙掲載 「Bruce Lee’s Jeet Kune Do: The Art of Continuos Change and Adaptation」
4月 格闘技通信6月号増刊「中国武術」発売。ブルース・リーの大いなる野望。
4月25日 ユン・ピョウ主演「天空の剣」日本公開。配給は東映、ゴールデン・ハーベスト作品。
5月6日 中華映画界・粤劇の大スターであった白燕が死去。享年67歳。
●6月、「月刊フルコンタクトKARATE」8月号にブルース・リーの特集号。
フルコンタクトカンフーの始祖 ブルース・リーと截拳道
6月27日 ブランドン・リー「ファイアー・ドラゴン」日本公開。
6月23日 「格闘技通信No.9」8月号 ブルース・リーの強さは本物か ブルース・リーのピンナップ付き
7月19日 アメリカのオハイオ州コロンバスにてRobert Blackman主催のファンイベント「Bruce Lee Eve」がDrexel Theaterにて開催。
7月23日 「格闘技通信No.10 」9月号 ジークンドーへの道 再発見!格闘家ブルース・リーの真実。
7月25日 ジャッキー・チェン主演「プロジェクトA2 史上最大の標的」 A計劃續集 日本公開。
8月 Inside KUNG-FU 8月号 特集記事
8月25日 ブランドン・リー「ファイヤー・ドラゴン」ビデオリリース。定価14800円 大映。
10月2日 ドキュメンタリー映画「ブルース・リーの神話」が当時版権を持っていたポニー・キャニオン提供により東京国際ファンタスティック映画祭`87最終日に日本初上映
11月 格闘技通信1月号増刊「中国武術」発売。 ブルース・リーが創った拳法ジークンドーの正体は? ダン・イノサント
10月23日 「格闘技通信No.13」12月号 上野彰の取材記事「第一回 証言でつづるブルース・リー」連載開始。「詠春拳を武器に不良少年だったホンコン時代」
12月 Black Belt 12月号表紙掲載 「Special Bruce Lee Section」
11月23日「格闘技通信No.14」1月号 上野彰「第二回 証言でつづるブルース・リー」実践性と独創性で詠春拳を根底からアレンジ。
香港カンフー ブルース・リーの末裔たちは今。
12月2日 サモ・ハン・キンポー監督・主演の福星シリーズ第三弾。「七福星」原題:夏日福星
日本公開。日本劇場公開版ではジャッキー・チェン主演として編集された。
12月21日 ブルース・リーの「グリーン・ホーネット1」「グリーン・ホーネット2」ビデオ発売。
12月23日 「格闘技通信No.15」2月号 上野彰「第3回 証言でつづるブルース・リー」シアトルにて道場開き振藩國術館を開設。ジェームス・デミルのインタビュー。
●ヒロ 渡邉 亞州武術学院をJ.K.D/KALI TOKYOに改名
※ジークンドー・コースおよびサバット・コースを設置。
ダニー・イノサント師父よりインストラクターの認定を受ける。
●Unique Pablicationsよりロバートクローズ著書「Bruce Lee The Biography」が発売。
●ミト・ウエハラ氏著書「Bruce Lee the Incompabable Fighter」Ohara Publicationより初版発行。
●ジェームス・デミル氏がシアトル時代のブルース・リーの映画を制作中。企画、脚本、オーディションも行い、実現に向けてスポンサー資金を募る。
1月23 日 k格闘技通信No.16 」3 月号 上野彰「第四回 証言でつづるブルース・リー」全身、ハンディだらけだったという知られざる事実。
2月11日 東映配給でミシェール・キングと真田広之共演、チャーリー・チャン出演の香港D&B製作(1986年製作)「皇家戦士」日本公開。
2月23日「格闘技通信No.17
」4月号 上野彰「第五回 証言でつづるブルース・リー」武術へのひたむきな考え方と実践行為に理解者が現れる。
「新連載ジークンドー格闘技の革命児になるか?シリーズ2」
3月12日 ラム・チェンイン主演「霊幻道士3 キョンシーの七不思議」原題:靈幻先生 日本公開。
3月23日「格闘技通信 No.18」5月号 上野彰「第六回 証言でつづるブルース・リー」最初のガールフレンド、エミー・サンボが語る大学時代のブルース。
「ジークンドーは格闘技の革命児になるか?シリーズ3」
4月23日 ジャッキー・チェン主演「サイクロンZ」 飛龍猛將 日本公開。
4月23日 「格闘技通信No.19
」6月号 上野彰「第七回 証言でつづるブルース・リー」ケンカに明け暮れたというシアトル時代を、見つめ直す。「ジークンドーは格闘技の革命児になるか?シリーズ4」
Black Belt 6月号表紙掲載 The Bruce Lee Nobody Know Linda Lee Reveals a Different side of Her Late Husband.
6月 Inside KUNG-FU 6月号 特集記事「The Biography of Bruce Lee」
5月23日 「格闘技通信No.20 」7 月号 上野彰「第八回 証言でつづるブルース・リー」詠春拳から遠ざかり基本中国拳法をついに出版。「ジークンドーは格闘技の革命児になるか?シリーズ5」
6月23日 「格闘技通信No.21 」8 月号 上野彰「第九回 証言でつづるブルース・リー」結婚を機に、大学をやめ、シアトルからオークランドへ移る。「ジークンドーは格闘技の革命児になるか?シリーズ6」
7月2日 月曜ロードショーの司会で有名な映画評論家の荻昌弘が肝不全のため順天堂病院にて死去。
7月24日 Linda LeeとTom Bleekerが結婚。
7月23日「格闘技通信No.22」9 月号 上野彰「第十回 証言でつづるブルース・リー」たゆまぬチャレンジ精神はたしてブルース敗北説の真実は!「ジークンドーは格闘技の革命児になるか?シリーズ7」
8月13日 ジャッキー・チェン主演「ポリス・ストーリー2/九龍の眼」 警察故事續集 日本公開。
8月23日 「格闘技通信No.23」10 月号 上野彰「第十一回 証言でつづるブルース・リー」ブルース敗北説を裏付けるウォン・ジャック・マン側の証言。
9月23日「格闘技通信No.24」11 月号 上野彰「第十二回 証言でつづるブルース・リー」ブルース敗北説の謎は中国人社会の人間縮図にあった。
10月23日「格闘技通信No.25」12月号 上野彰「第十三回 証言でつづるブルース・リー」
●アルバンのブルース・リー ファンクラブが解散するも、渋谷店でのショップ活動は以降も継続。q
●阿部剛士氏イノサント・アカデミーに入門。
1月 中村頼永氏、初渡米。L.A.のダニー・イノサント氏に師事。
1月 「格闘技通信No.27 」2月号 上野彰「第十四回 証言でつづるブルースリー」
1月23日「格闘技通信No.28 」3 月号 初来日ダニー・イノサント、ブルース・リーの親友でありJKD /Kali の総括者は偉大なるヒューマニストだった。 上野彰 韓国ハッキドー界の開拓者「神武合気道」主催の池漢載師範にインタビュー。
2月23日「格闘技通信No.29 」4 月号 上野彰「第十五回 証言でつづるブルース・リー」時代を先取りした偉大なる格闘家。 最終回
「ダン・イノサント短期集中講座」
3月7日『燃えよドラゴン』テレビ東京で放映。
4月 Inside KUNG-FU 3月号 特集記事「The Complete Bruce Lee Collector's Guide」
6月4日 中国の北京で天安門広場に集まったデモ隊を中国政府が武力で制圧、死者3000人以上とも報道された「天安門事件」が勃発。
以降、中国政府の民主と資本主義を排除する対応に世界中から反発を招く。
●Black Belt 8月号表紙掲載 Bruce Lee Goes Hollywood: Part 1 Kato and Green Hornet
8月 中村頼永氏が再渡米。ダニー・イノサント氏とシューティングのプライベートレッスンを始める。
8月12日 ジャッキー・チェン主演、アニタ・ムイ共演「奇蹟/ミラクル」 奇蹟 日本公開。
9月 ジェット・リーが羅維の息子・羅大衛とのマネージメント契約後に、嘉禾電影社のとの第一作目『新猛龍過江』としてアメリカにて撮影開始。
監督に新進気鋭の徐克(ツイ・ハーク)、武術指導に袁振洋(ブランディ・ユエン) と元華(ユン・ワー)を手配。
しかし、当時から売れっ子だった徐克には撮らなければならない作品が数多くあり、編集作業やアフレコなどを行う時間が取れないため、完成しないまま保留となってしまった。
タイトルに関しては、撮影中の89年9月~12月までは『新猛龍過江』、その後90年の春頃には『龍之天下』、6月頃には『龍行天下』、そして公開される92年5月には『黄飛鴻’92之龍行天下』と、度重なる改題がされています。
9月23日「格闘技通信No.34」9月号 特集記事「格闘技基礎トレ入門 ジークンドー編」ダン・イノサント氏とJKDカリ・アソシエーション・ジャパンの内野隆司、渡辺一弘(現ヒロ渡邊氏)
合気道の塩田剛三との交流も特集された。
9月28日 ソニーはコロンビア・ピクチャーズを買収し、共同CEOにあのジョン・ピータースが就任。 美容師からワーナーの映画プロデュース、そして大成功してソニーへ。しかしながら会社を私物化したのが原因で2年後に解雇された。
10月頃 ブランドン・リー、西ドイツにてビュー・デイヴィス監督の「バトルドラゴン・殺人レーザー兵器奪還!」Laser Mission、 C級クラスのスパイ映画に出演。
11月9日 ベルリンの壁が崩壊。
12月3日 魏平澳 Wei Pin-Ao 死去。享年60才